リーダーシップ
ラリー・キース
(CEO、オーナー)
ラリー・キース (Larry Keith) はエンテックグループの最高経営責任者(CEO)としてENTEK全グループの業績、成長、戦略的指揮を執っています。ラリーはエンテック誕生時の初期メンバーであり、1986年以来創設者とともに最先端のバッテリーセパレーター生産ラインの開発や、高品質維持、安定生産を支えてきました。そして今日のグローバルリーダーENTEKを創り上げてきました。
ラリーはENTEKとその従業員、製品、顧客をより高いレベルの成功へ導くことに日々情熱を注いでいます。
ロブ・キース
(President、オーナー)
ロブ・キース (Rob Keith) はENTEK電池セパレーター部門の社長として、その経営管理および運用監督の指揮を執っています。ロブは創業当初から鉛蓄電池用セパレーター事業を牽引し、現在のグローバルトップクラスへ導きました。また、リチウムイオン電池用セパレーター部門の立ち上げや新規ビジネス参入成功の立役者でもあります。従業員・顧客・サプライヤーとの確固たる関係を築き、長期信頼関係を維持する事を信条としています。
リック・ペカーラ
(CTO、オーナー)
リック・ペカーラ (Rick Pekala) はENTEKグループの最高技術責任者(CTO: Chief Technology Officer)です。 デューク大学の医用生体工学で理学士を取得し(1981年)、マサチューセッツ工科大学の高分子材料の理学博士を取得(1984年)しました。卒業研究を終えると、ローレンス・リバモア国立研究所で研究員として働き材質科学部門で11年間有機エアロゲル分野を開拓しました。その後PPGでは微孔材質部にて電池用セパレーターや合成印刷媒体に使われるシリカを担当しました。1999年エンテック社入社後、リチウムイオン電池用セパレーター、産業用セパレーター、防水ブリーザブルメンブなどの開発・事業化を促進しました。リックは100以上の技術記事の出版、R&Dアワードを2度受賞、33の特許を取得しています。また主要な技術会議にて多くの講演を行っております。
キム・メッドフォード
(President、押出機)
キム・メッドフォード (Kim Medford) は2012年に最高法務責任者としてENTEKに入社しました。法務に加え人事・EHSの最高責任者の役を務め、入社時からENTEKの役員メンバーとして、M&AやJV、新工場設立などエンテックのグローバル成長に大きく貢献してきました。地元オレゴン出身でウィラメット大学で学士を取得、同大学のロースクールを卒業しています。
古市 第吾
(ヴァイスプレジデント グローバルマニュファクチャリング)
日本板硝子からの事業譲渡にともない2021年にENTEKチームに加わりました。エンテックアジアの社長を務め、2024年にヴァイスプレジデント グローバルマニュファクチャリングに就任しました。1991年日本板硝子入社後、ハードディスクドライブ用メディアの新規顧客開拓、営業に関わり、その後ガラス繊維技術をベースとした機能性材料の営業、マーケティング部にて自動車エンジンのタイミングベルトの補強材であるグラスコードや、塗料、化粧品などに使われるメタリックピグメントやプラスチック成型フィラー、耐食塗料用フィラーとして用いられるガラス繊維商品を担当し、自動車・産業分野、プラスチック、塗料、化粧品など幅広い業界で、日本国内に加え欧米やアジアでの営業、マーケティングを経験しました。2017年にバッテリーセパレーター事業部の事業部長に就任し事業安定化、拡大に大きく貢献しました。趣味は野球、サッカーなどのスポーツ観戦や、鉄道による旅行、海の投げ釣りなどを楽しんでいます。現在の岐阜県大垣市で単身赴任生活を継続中です。
大坪 正幸
(エンテックアジア社長)
日本板硝子でキャリアをスタートし、20年以上にわたり大阪、東京、中国の天津でバッテリーセパレーターの営業およびマーケティングの責任者を務めてきました。また、日本板硝子ではコーポレート経営戦略部に5年間勤務し、事業戦略、コーポレートファイナンスや様々なM&A業務に従事しました。日本板硝子からの事業譲渡にともない2021年にENTEKチームに加わり、オレゴン州レバノンの本社に異動し事業統合を指揮しました。2024年にエンテックアジアの社長に就任し、日本と中国のオペレーションを率いています。カリフォルニア大学サンタバーバラ校で経営学の学士号、テンプル大学でMBAを取得。休日は家族と過ごしたり、キャンプ、サッカーや野球の試合観戦を楽しんでいます。
ジェフ・グリム
(エグゼクティブ ヴァイスプレジデント)
ジェフ・グリム (Jeff Grimm) は30年以上にわたり、製造会社で最高財務責任者(CFO)を経験、2012年よりENTEKのCFOを務めました。ジェフはアーサー・アンダーセンでキャリアをスタートさせ、オレゴン州のCPAの資格を取得しています。シンシナティ大学で経営学士を取得しています。
クリント・ビュートルシース
(ヴァイスプレジデント グローバルセールス)
クリント (Clint Beutelschies) は2017年グローバルセールスのヴァイスプレジデント(VP)としてENTEKに入社し、鉛蓄電池セパレーターの営業を指揮しています。ENTEKに入社する前は、イリノイ・ツール・ワークス・コーポレーション(ITW)で販売およびマーケティングのVPおよび特殊フィルム事業部長として11年間勤務しました。ITWに入社する前は特殊紙業界で18年以上勤務し様々なビジネスの指導的役割を果たしてきました。アーカンソー大学を1985年に卒業。世界中の顧客に価値と革新を届けるため、グローバルセールスチームを率いています。
リンダ・キャンベル
(ヴァイスプレジデント営業 – 押出機)
リンダ (Linda Campbell) はENTEK押出機第1号が世の中に出る10年前の1998年に入社。押出機ビジネスが拡大成長していく過程を知る人物である。
営業責任者になるまで、経理、システム、プロジェクトマネジメント、リーダーシップのスキルに磨きをかけ、2016年に押出機の地域担当営業部長に就任、2019年にヴァイスプレジデント営業に就任しました。
リンダは顧客のニーズをまとめ上げるのを得意としており、顧客と設計者の重要な連絡役としてその才能を発揮し2015年ENTEKのQC押出機の開発に大きく貢献しました。カスタマーサービスを通じた強固なパートナーシップこそが全ての人にWin-Winをもたらす成功の鍵だと信じています。リンダはWBM (Women Breaking the Mold)の理事を務め、プラスチック業界における女性役員の専門的能力開発に貢献しています。
グレイム・フレージャベル
(ヴァイスプレジデント リチウム電池用セパレーター営業 & 事業開発)
グレイム (Dr. Graeme Fraser-Bell) は電池業界で33年のグローバル経験を持ちます。2012年ENTEKの販売およびマーケティングのVPを退任後、リチウム電池用セパレーター事業のグローバル販売およびマーケティングを率いるために再入社しました。ニューカッスル大学の応用化学の学位を取得後、オックスフォード大学で有機金属化学の博士号を取得し、ロールスロイス大学でMBAを取得しました。グレイムは現在、リネカー・カレッジの報酬委員会のメンバーであり、2013年にオックスフォード大学のヴァイスチャンセラーズサークルのメンバーに選出されました。学生時代はテニス、サッカー、ボート部のキャプテンを務めていましたが現在は奥さんと穏やかにテニスを楽しんでいます。グレイムはENTEKの輸出および国際取引で3つのQueens Awardを受賞しています。キャリアを通じて最も心に響いた言葉は、「誰の手柄になるかを気にしなければ何でも成し遂げることができる」です。
ジョー・ガード
(ヴァイスプレジデント グローバルメンテナンス)
ジョー (Joe Gird) はENTEKグループ全体の製造拠点の設備メンテナンスおよび電気系を管理しています。オレゴン生まれのジョーはENTEKでメンテナンスのキャリアを積んできました。常に業界最高標準の生産を維持しお客様に高品質の製品をお届けするよう日々努力しています。ジョーはこれまで多くの新規生産ライン立ち上げのプロジェクトに参加してきました。生産ラインの継続的生産性の向上、チーム強化教育、ベストプラクティスにおいて重要なリーダーです。年間を通じ環境規制に準じたシステムや設備も監視しています。
ジェニファー・ストック
(ヴァイスプレジデント 北米拠点オペレーション)
ジェニファー (Jennifer Stock) はセパレーターの生産を日々監督し、製造チームを率いています。ジェニファーはQC検査員として1994年に入社しました。スキルや知識を取得しながら彼女の天性的なリーダーシップや課題の根本原因を探る能力を発揮してきました。キャリア初期は品質スペシャリスト、次にQCラボマネージャーとステップアップを重ねてきました。2017年にグローバル品質保証マネージャーに任命され、主にインドネシアのJVのQCチームとともにENTEKの品質システム標準化を確立しました。彼女のスキルや知識、そして人々を鼓舞するリーダーシップはQAにとどまることなく2021年に米レバノン工場長、そして2024年に現ポジションに就任しています。
ジョー・バイグローブス
(英ニューカッスル工場長)
ジョー(Joe Bygroves)は2017年にニューカッスル工場のオペレーションマネージャーとして入社しました。彼の自動車業界(Tier Oneの工場で20年以上にわたる勤務)に加え、プレスチックや蒸気加工製品業界における幅広い経験を持っています。2019年に英ニューカッスル工場長に就任。ジョーは問題解決のための「実践的な」アプローチ、製品の品質、廃棄物削減、生産の最適化、工場全体の業績向上を大切にしています。ティーズサイド大学で機械工学およびプロセス工学を学びました。ENTEKのコアバリューに対するジョーの確固たるコミットメントは、かけがえのないものです。それは工程を監督するだけではなく、最も価値のある資産であるENTEKの人々を指導することにあります。
マービン・ケンズィー
(エンジニアリング ヴァイスプレジデント)
マービン(Marvin Kuenzi)は2007年に設計技術者として入社して以来、ENTEK押出機部門で不可欠な存在となっています。長年にわたり鉛蓄電池用セパレーターの生産能力拡大の重要な役割を務め、多くのプロジェクトに関わってきました。2018年に工場サービスのエンジニアリングマネージャーに昇格し、グローバルの生産設備投資計画の指導監督を任されるようになりました。インドネシアのプロジェクトに関わって以来インドネシア語を勉強しています。オレゴン工科大学で機械工学技術を専攻しました。
ジョン・バーク
(製造ヴァイスプレジデント)
ジョン(John Burke)をデスクで見かけることはほとんどありません。彼は常に現場にいます。サーバント・リーダーシップの訓練を受けた彼はその実践者として作業現場でほとんどの時間を費やしています。ジョンはスぺパーツの在庫、板金加工、製造、組立、出荷・受入、購買など幅広い範囲の監督をしています。2000年にENTEKに入社し経理および生産計画の経験を経て、製造ディレクターへ昇格しました。プライベートでは金属や木材を使ったクラフトを趣味に楽しんでいます。
グラント・ウェブスター
(ヴァイスプレジデント グローバルサプライチェーン)
グラント (Grant Webster) は2005年ENTEK入社しITチームでグループ拠点のグローバルネットワークを担当してきました。2019年にグローバルサプライチェーンマネージャーへ昇格し、ITグループで培った14年間の知識を武器にサプライチェーンに関するデータをリアルタイムで管理できるシステムを構築しました。グラントは購買、生産計画、グループ拠点の生産最適化を牽引しています。自動データに基づく経営判断を可能にするシステムづくりに日々尽力しています。2024年に現ポジションへ就任しています。
マイケル・トロリンジャ―
(チーフ・アカウンティング・オフィサー)
マイケル (Michael Trollinger) は、ENTEKの最高会計責任者で、財務および会計チームを率いています。2023年ENTEKに入社する前は、ニューヨーク証券取引所のフォーチュン500企業で農業、輸送、エネルギー分野の業界で最高会計責任者を務めていました。前職は北米最大の自動車物流プロバイダーの会社で財務、M&A、事業報告のヴァイスプレジデントを務めました。マイケルはアーサー・アンダーセン社とKPMG LLPの監査およびアドバイザリー業務で会計のキャリアをスタートしました。彼はミズリー州の公認会計士の資格を持ち、ミズーリ大学カンザスシティ校で会計学の理学修士号を取得しています。
フランツ・ペマー
(インドネシア工場長)
フランツ(Franz)は2023年にインドネシア工場長としてENTEKに入社しました。機械工学の知識と経営学修士(MBA)を持つフランツは技術的な専門知識と戦略的リーダーシップの両方に精通した重要なメンバーです。学位を取得した後、軍隊に入隊しそこで後に彼のキャリアの中核となる規律とリーダーシップのスキルを習得しました。兵役を終えた後、彼は製紙機械を専門とする会社でエンジニアとして勤務しました。彼の実践的アプローチと技術視点の洞察力でプロジェクト管理や機械の立ち上げなど複雑なエンジニアリングプロジェクトを構想から完成まで手掛けてきました。1996年インドネシアに移住して以来30年間、様々な業界のオペレーション管理の経験を積んできました。業務効率の最適化、横断的なチームを率いて持続可能な成長を推進する能力を磨いてきました。ENTEKでの役割において、フランツはビジョンを持って引き続いてリーダーシップを発揮し、インドネシア工場がイノベーションと品質を最高標準で維持するよう努めるとともに、継続的な改善と従業員の育成文化を育んでいます。